去年の春はいつまでも寒く、冷たい雨もよく降りました。
バイクの事故のあと1ヶ月ほどで夜のアルバイトに復帰しました。
怪我もだいぶよくなったし、あまり迷惑も掛けたくなかったし。
歯医者さんのバイトはまあそんなに大変じゃなかったけれど、
レストランのほうは重たい物を運び、大皿を棚の上に上げ、
カチカチのアイスクリームをすくい、大釜のご飯をジャーに移したり・・・と、
ヒビの入った肋骨にかなり負担が掛かったようで、
痛みがナカナカ引きません。
特に雨の日には辛かったな。
暖かくなれば、ずっと楽になりますよ、とお医者様。
も少しの辛抱か・・・・。
一方ばあばは、というと。
ばあばは、重症の膝関節症で、膝がひどく痛くてベッドの上で寝返りを打つ事もできず
ご飯を食べる事もも水を飲む事も自力では出来ず、
枕の横に置いてあるティッシュで鼻をかむ事もできません。
退院したあとも不安定な体調が続き、時々発熱したり
認知症の状態が日によってものすごく悪かったり、というカンジでした。
デイサービスの日には8時前にコーバに行ってオシメを替え、着替えをさせ
車椅子に乗せてお迎えの車を待たなくてはなりません。
夜のアルバイトのない日は10時頃までコーバにいて、
最後のオシメを替え、大王しゃんが寝た後(彼はお酒を飲んで9時には寝てしまいます。)
洗い物をします。
帰り道、スーパーで買い物をし、帰り着くのは11時頃。
土日月の夜は夕方早めにオシメをいっぱいして(それでも心配)アルバイトに行きます。
なんだか生活がぐちゃぐちゃになっちゃっているけど立て直す余裕がありません。
そうこうしているうちに宇都宮の息子は帰ってくるし・・・。
そんな生活をしていたら、体重がどんどん減ってきて
夏頃には35.8キロ。お腹も、腕も、足も、胸も(おっと、ここは元々でしゅが)
もう本当にガリガリにやせ細ってしまいました。
体調はそんなに悪くないけど、そんなに辛くもないけど
体重はどんどん、どんどん減っていきます。
もしかしたら、このあたりが限界だったのかもしれません。
その時・・・・。