地上げ屋しゃんと地主しゃんとの話し合いもやっと合意に達したようです。(ホントかな?)


ただ、地主しゃんは、借地権を持っている大家しゃんとのいざこざの後遺症があって

すぐに契約書にサイン、という気持ちになれないらしく、気持ちの整理が着くまで

2ヶ月ほど待ってほしいと申し入れている、らしい。


 ↑↑ あくまで “地上げ屋しゃん曰く” でありますが。




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さて、ももしゃんはここ何年も考え悩み続けていました。


工場の経営は年々厳しさを増し、先行きが不安です。


自宅のローンと、母屋つきのコーバのお家賃は現状ではかなり厳しいです。


大王しゃんは一体あと何年働けるのか?


そしていつかコーバをたたまなくてはならなくなった時、

コーバを取り壊す費用なんてあるのでしょうか?


機械や備品を整理するにも、

母屋を片付けるにもかなりのお金がかかるでしょう。


おまけに寝たきりのばあばもいます。


・・・・・色々な事がごちゃごちゃに渦を巻いていて抜け道の無い迷路のようでした。

『はぁ~』考えればため息ばかり。



そんな時に地上げ屋しゃんがやって来て、

コーバも荷物もいらないモノは全部片付けてあげる、次のコーバも見つけてあげる、

引越しの費用も出してあげる、ばあばのことも善処してあげるから

立ち退いてください、とおっしゃった訳でしゅよ。


ももしゃんが長い事思い悩んでいた事の大部分が一気に解決するような申し入れでした。

・・・・順調にいけば・・・・ね。(世の中そんなに甘くないか。)



『8月の頭には取り壊しを始めたいので、7月いっぱいで出てください。

引越しの費用、新しいコーバの契約料、ばあばの移転費用は7月の末日に

全て清算して上げるからとりあえず出しておいてください。』

という地上げ屋しゃんの話は未だ一切履行されていません。


だから、明け渡したつもりの母屋とコーバはちゅうぶらりんなカタチでそのまま残っています。


どうも、地上げ屋しゃんの早とちりというかなんというか、

地主しゃんとの交渉がイッパツで済むと思ったらしい。

そんな聞き分けのいい地主しゃんなら大家しゃんも苦労しなかったでしょう。


そういう状態で“今”があります。

大急ぎの移転から7ヶ月も経ちました。


慌てる必要の無い話でありましたが、やっぱりあの6月8日に地上げ屋しゃんがやって来たのには

大きな意味があったと思います。


      続く (文章堂々巡りでナカナカ前に進みませんねぇ。)



ストックしゃん♪


『苦労を苦労と感じない熱意』 という言葉がとってもステキで

本当にその通りだなと何度もうなづいています。